ロイヤリティ
Spotifyで音楽を配信すると、2種類のロイヤリティを得ることができます。
- レコーディングロイヤリティ:Spotifyでストリーミングされた音楽の権利者に支払われる報酬で、音楽を配信したライセンス提供者 (通常はレコードレーベルまたはディストリビューター) を通じてアーティストに支払われます。
- パブリッシングロイヤリティ:作品のソングライターまたは所有者に支払う報酬です。使用範囲に基づいて、音楽出版社、管理団体、および著作権使用料を取り扱うエージェンシーに支払われます。
Premiumプラン、広告付きプランにかかわらず、Spotifyで対象曲が再生されると、権利者はその曲に対するロイヤリティを受け取ることができます。
音楽業界の経済やアーティストへの支払いに関する詳細情報は、spotify.com/loudandclearでご確認いただけます。
ロイヤリティの計算方法と処理方法
Premiumプランの定期購入と広告から得た純収益が権利者に分配されます。純収益を計算するため、徴収した金額のなかから必要経費の支払いに充てる額を差し引きます。これには、税金、クレジットカード処理手数料、請求額などの他、販売手数料などの支払い料金が含まれます。その後、ストリームシェアに応じて純収益からの権利者の取り分が決定されます。
所定の月のストリーミング総数を集計し、そのストリーミング総数のうち、所定の権利者が所有または管理している音楽の割合を決定することで、ストリームシェアを計算しています。
ご存じの内容と異なるかもしれませんが、Spotifyは再生ごと、またはストリーミングごとの歩合でアーティストにロイヤリティを支払っているわけではありません。アーティストが受け取るロイヤリティは、自分の音楽がどのようにストリーミングされているかや、レーベルやディストリビューターとの契約の違いによって異なる場合があります。
アーティストとソングライターが収益を得る仕組み
多くの場合、ロイヤリティの支払いは1ヶ月に1回行われますが、アーティストに支払われる時期と金額はレコードレーベルまたはディストリビューターとの契約によって異なります。また、ソングライターに支払われる時期と金額は管理団体と音楽出版社との契約によって異なります。ストリームシェアに応じてSpotifyから権利者に支払いを行うと、権利者は個々の契約に従ってアーティストとソングライターに支払いを行います。Spotifyはアーティストとソングライターがレーベル、音楽出版社、管理団体と結んでいる契約の内容を把握していないため、権利者への月ごとの支払い金額に関して説明することはできません。
詳細については、「How the Money Flows」を参照してください。
他にもお困りのことがありますか?
より個人的な情報が欲しい場合、またはレコーディングロイヤリティに問題がある場合は、あなたの音楽のライセンシングと配信を処理し、ロイヤリティを管理しているレーベルやディストリビューターに相談することをおすすめします。
パブリッシングロイヤリティについてご不明な点がある場合は、音楽出版社、実演権団体、または管理団体にお問い合わせください。
2023年11月、Spotifyでロイヤリティに関するポリシーの変更が予定されていることが発表されました。発表内容について詳しくはこちらをご覧ください